ミネラルは確かに栄養素ですから、私たちの体には
必要量は微量であってもとても重要なものとなります。
しかし、春秋冬にはあまり叫ばれない
「〇〇を飲んで(食べて)ミネラルを補給しよう」
的なことが夏には盛んに叫ばれます。
なぜなのでしょうか?
それは私たちの体にあるミネラルは、夏場によくかく汗によって
頻繁に体外に排出される機会を得てしまうからなのです。
当然、ミネラルは少量で充分なものです。
しかし、夏場にたくさん発生する“汗をかく”という行為によって
実は一度に出ていくミネラルの量は少なくても、
汗をかく回数が増えれば増えるほどミネラルは体外に出て行ってしまいます。
汗は水分なので、汗をかいたら水分補給をする、
ということを考える人は多いのですが、
ミネラルを補給する、ということまで考えない人が
案外多いです。
そのためにテレビや雑誌などでは
「ミネラル摂取を忘れずに」とか「ミネラル補給をしましょう!」
とかいうわけです。
では、なぜミネラルは不足してはいけないのでしょうか?
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